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生後0~3ヶ月の赤ちゃん歯科

 

「赤ちゃんが生まれたら、どうやって育てたらいいの?」

その疑問にこの回のブログではお答えしていきます。

抱っこの仕方は?

哺乳はどうやったら? などなど

わからないことがあれば、

増田歯科・矯正歯科のスタッフ一同に是非、ご相談ください!!

  •     赤ちゃんの育て方の基本の「き」
  •     赤ちゃんの呼吸
  •     赤ちゃんの抱っこの仕方
  •     赤ちゃんの哺乳の仕方
  •     まとめ
赤ちゃんの育て方の基本の「き」

赤ちゃんが生まれたら、毎朝、カーテンを開けて朝の光を子供に浴びせましょう

生活のリズムを整える為にとても大切です。

 

人は生まれてから47分で模倣(他のものをまねること)をします。

そして、人間の赤ちゃんはヒトの口元・舌の動きを見る傾向にあります。

大人の真似をすることは、赤ちゃんにとって大事なことです。

 

赤ちゃんが生まれて最初にすることは、オギャーと泣き、自力で呼吸を開始します。

そして、鼻で呼吸すると共に哺乳・嚥下(母乳やミルクを飲むこと)を繰り返して成長していきます。

 

このように呼吸を土台として姿勢を発達させていきます。

ただこの発達には順番があり、ひとつ前の発達は、次の発達の為の準備、練習です。

赤ちゃん一人一人生まれた時の身長、体重も違えば、成長する環境も違います。

ですので、個人差が出てくるのは当然です。

無理して座らせたり…無理して立たせたり…

発達の飛び越えになるようなことは避けましょう。

赤ちゃんの呼吸

 

ヒトは1日に2万回以上呼吸をしており、新生児では大人の約3倍の回数の呼吸をしています。

呼吸は最も重要な生命活動です。

お口ポカンが始まるのは、新生児の頃からです。

間違った抱っこの方法で、お口がぽかんと開いてしまいます。

正しい抱っこの仕方とは「口が閉じる姿勢」です!

赤ちゃんは自分で姿勢が作れません。

ですので、首が座る前から、抱っこの仕方、寝る姿勢によって口が開きます。

【お口ポカンの何がいけないの?】

  • ぼーっとしてしまう(集中力低下)
  • 歯並びが悪くなる
  • 風邪をひきやすくなる
  • 顔の筋肉が劣化する
  • 代謝が落ちる
  • 虫歯、歯肉炎になりやすくなる
  • 睡眠時無呼吸症候群の原因になる   etc…
赤ちゃんの抱っこの仕方

抱っこ紐写真(お口ポカン)

このような姿勢の赤ちゃんをよく見かけませんか?

呼吸のところでもお伝えしましたが、正しい抱っこの仕方とは、「口が閉じる姿勢」です。

これでは、赤ちゃんの口が開いてしまっていて、正しい抱っことは言えません。

パターン①

パターン②

それでは、ここで問題です!!

抱っこ紐は正しく使えていますか?

正しい抱っこ紐の使い方はどちらでしょう?

抱っこ紐写真(比較)

パターン①

パターン②

正解は・・・?

抱っこ紐を使う時の正しい位置は「赤ちゃんのおでこにキスできる高さ」です。

パターン①

また抱っこ紐のフードで頭を支えるかどうかではありません。

そして、ただ丸く抱っこすれば良いというわけではなく、抱っこにおけるM字姿勢をどう作るかが大事になってきます。

太もも裏が保護者の体と設置しているとより良いです。

そうすることで、口が閉じる姿勢での抱っこができ、お口ポカンの予防になり、風邪の引きにくい子になります。

 

赤ちゃんの哺乳の仕方

 

ごつくんと飲み込むことを嚥下と言います。ヒトは1日に20006000回飲み込みます。

赤ちゃんは12000回ごっくんしています。このごっくんする時の舌も力を育てます。

哺乳とは…、赤ちゃんが自ら口を開けておっぱいに吸い付く行為

ですので、お母さんがおっぱいをただあげればいいというわけではありません

飲みやすい、飲みにくい姿勢があります。

 

それでは次の問題です!!

正しい哺乳の仕方はどれでしょう?

・深のみ(ラッチオン)

・浅のみ(乳首のみ)

・上唇を巻き込んだ飲み方

正解は…、「深のみ」です。

唇が外側に開くようにして哺乳します。

また、飲む時の姿勢ですが、赤ちゃんは自分で姿勢を保つことができないので、まずは保護者自信が両足を接地し、姿勢を正し、新生児・乳児が飲みやすい姿勢で支えてあげる必要があります。

 

最近、多くなっているようですが

ベッドなどに寝転がさせながら哺乳をさせるとどうなるでしょうか?

これは口と胃が一直線上になるような姿勢となり、

浅のみ(乳首飲み)となり、くわえにくく飲みにくい姿勢になってしまいます。

成人の我々が仰向けに寝そべりながら、水を飲むのは苦しいですよね。

赤ちゃんも同じということです。

 

正しい哺乳のさせ方とは、「も」の字の姿勢で赤ちゃんが口を開けて、

吸い付きやすく飲み込みやすい姿勢で哺乳をすると深のみしやすくなります

正しい姿勢での抱っこ、哺乳によって、上あごが鍛えられ、お口ポカン(口呼吸)の予防で風邪の引きにくくなり、また歯並びが良くなります。

まとめ

発達の飛び越え禁止

M字抱っこ

「も」の字抱っこ

抱っこ紐の使い方

この4つはこれからも長い期間必要となっていく大切な知識です。

ご家族の皆さんで是非やってみましょう!

 

深飲み(ラッチオン)も、これからの上あごの成長に重要です

生後15日の赤ちゃんと生後1か月の赤ちゃんの上あごは

約1.5倍も成長しています。

それだけ、この時期の成長は重要ということです

 

健康な子供に育つように我々は最大限の手助けをいたします^^

お子さまのころから始める矯正治療で、歯を抜かない、負担の少ない小児矯正治療も可能です。

咬み合わせを整えることで、お口の中から健康に!見た目を重視した美容矯正も行っています。

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当院の矯正治療について、患者さまからよくいただくご質問をまとめました。ぜひ参考にしてください。

医療法人健誠会
増田歯科・矯正歯科
理事長・院長

増田智基

監修歯科医師

【院長略歴】

2003年 大阪歯科大学卒業

2003年 医療法人 徳真会にて勤務

2015年 増田歯科・矯正歯科 開院

【所属学会など】

・国際口腔インプラント学会 認定医

・日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医