ふとした瞬間、何かに集中しているときなどのお子様の口元を見てみてください。
口は開いていないですか?
呼吸は浅くなっていませんか?
姿勢が悪くなっていませんか?
口呼吸・姿勢の矯正は今からでも手遅れではありません。
発育のやり直しをすれば、今からでも口呼吸から鼻呼吸になることができます。
口呼吸のデメリットは以下の通りです。
などのデメリットがあります。
また、上唇が山型になっていませんか?
口元が三角に見えるような状態です。
これは上唇が鍛えられていない可能性が高いです。
人は食事の際も呼吸をコントロールしています。
急ぐ気持ちもわかりますが、保護者の方のペースで与えるのではなく、
しっかりごくんと飲み込んでから次の一口を口元に近づけてあげるようにしましょう。
スプーンで離乳食をあげることで、上唇をたくさん使うことができます。
そうすることによって上あごの成長を促すことができ
!!離乳食の時のスプーンを使う時のポイント!!
捕食を育てる意味でも、できるだけ自分で筋肉を動かすことが大切です。
「よく噛んで食事して欲しい!」
よく患者様から伺うお言葉です。
よく噛んでもらうためには、食材を大きく切ったらいい……
…のではありません!!!
食感が異なるものを混ぜ合わせた物◎
食感の異なる食材を混ぜ合わせた物を食べると
自然と噛む回数は増えます。
ごはんに鮭の切り身をほぐしたものを混ぜ合わせたおむすびや
具沢山のお味噌汁、野菜中心の煮物などがおすすめです。
一口量を学ぶ◎
おむすびを食べる時も、一口量を学ぶために大きいものからかじるようにします。
食べやすいように小さくすると、それは保護者が考えた一口量なので、
本人に合った一口量とは限りません。
大きく口を開けて「あ」の形を作り、大きいものをかじることで口唇が閉鎖します。
子どもは大人の真似をするので、最初は親がお手本を見せてあげることも、とても大切です。
上の前歯がはえそろう前後から、正しい嚥下のためにコップ飲みの練習を徐々に始めましょう。
コップ飲みは、上唇の感覚が一口量を決める役割をし、
下唇の感覚が水を飲むための誘導の役割をして、
舌を引きながら唇を前に出すといったように、複雑な動きです。
ストロー飲みでは舌を挙げて飲むことができず、
舌を前に出して飲み込む乳児型嚥下が続いてしまうので、
大切な機能を学習する機会を阻害してしまいます。
この頃の歯みがきは、
まず歯ブラシの毛に慣れることから始めます。
お口の中はデリケートな部分なので、歯ブラシの初めての感覚に違和感があるので
今のうちは歯ブラシをくわえるだけで十分です。
歯ブラシはナイロンの毛を選ぶと、後に歯を磨くようになった時に
赤ちゃんがナイロン毛の感触に慣れていると歯ブラシを受け入れやすくなります。
保護者の方は危なくないように見守ってあげてください。
当院で、お子様用の歯ブラシは
を取り扱っております^^
歯ブラシを口の中に入れているだけでは歯や、歯ぐきを傷つけることはありません。
ただし、転んで口や喉を傷つけてしまう場合がありますので、
歯ブラシを持っている間は必ず見守ってあげてください。
そして、「じょうずだね」「お口に入れられたね」とやさしく声をかけてあげてください。
そうすることで安心して歯ブラシを口に入れ歯ブラシに慣れ親しむことができます。
この時期から固形物が食べられるようになる子もいるでしょう。
かぶりついてご飯を食べることで、目・手・口の協調運動がなされ
脳の発達にも良いとされています。
大きなお口で美味しそうの頬張る姿は、とても愛らしいですよ^^
ただし、喉がつかえてしまわないように 捕食の際は決して目を離さないようにしましょう。
またお子様の成長には、それぞれのペースがあるので
「この子は早すぎる」「この子は遅すぎる」なんてことはありません^^
その子のペースに合わせたスピードで、トレーニングなどを行い
健康になる子に育てるお手伝いをいたします。
【院長略歴】
2003年 大阪歯科大学卒業
2003年 医療法人 徳真会にて勤務
2015年 増田歯科・矯正歯科 開院
【所属学会など】
・国際口腔インプラント学会 認定医
・日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | △ | × |
午後 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | △ | × |
○:10:00~13:30/15:00~19:00
△:9:00~13:30/14:30~17:00
休診日:火曜・日曜・祝日